パリでは交通網が発達しているし、去年から路上駐車できるスペースが大幅に減らされたので、パリに住む限りでは自家用車は不要でした。
パリから引っ越すことになり車が必要になり、
フランスで初めて車を購入しました。
職場の同僚、友人知人から情報収集しつつ進めた、
我が家のフランスでの自家用車購入計画をご紹介します。
まずは、相場を知るところから…
フランスでも大手のこのサイト La Centrale ↓で、
モデル、年数、走行距離km でフィルターをかけて…
わたしは自分で現物を見てから決めたかったので、
パリの自宅から見に行ける距離にあるディーラー Concessionaire に絞っていきました。
パリ近郊の方が少しだけ高い傾向にありますが、
ビデオ電話のRendez-vousで購入しても結局「配送料」と称した追加料金が発生するので、この点にはこだわりました。
車好きの同僚にも相談し、中古車を購入する場合、
・直近3年に発売されたモデル(メーカー補償の関係)
・走行距離は 10000km / 年 がめやす(それ以上は走り過ぎの可能性大)のふたつがポイントになる!とのアドバイスをもらい、
探すこと1週間…
好きなモデルと色、予算的にも納得の車を何台か見つけ、
さっそくそれぞれのディーラーに電話でアポを取ります。
ここから、電話の対応がよくなかったディーラーは、容赦なく除外。
(すぐに折り返す、と言って3日後にかけてきたり、
やる気がない態度ミエミエの担当者だったり、いろいろな人がいました)
購入後にカルトグリーズ Carte Grise という所有証明書の発行手続き、
ナンバープレートの手配をディーラーがすることになっているため、
基本的な営業姿勢が見られないディーラーは除外していきました。
最終的に、パリ中心部から車で30分の郊外にある
親切で面倒見の良いディーラーさんから中古車を購入することに。
今回、勉強になったのは、以下の3つ!
・フランスで状態の良い中古車は、最低でも予算EUR2万前後(=200万円くらい)
・支払い後、手続きに時間がかかるため納車まで余裕を見ておくと良い
・オートマ車はマニュアル車よりもEUR2000前後(=20万円くらい)高く、車種もかなり限定される
大阪のハナテン中古車センターで見たような
100万円以下のお手頃中古車もあるっちゃああるんですが、
状態がよくなかったり走行距離がかなりいってたりして、よろしくない。支払い完了後、2週間後に納車でした。
うちは7月頭にはパリから引っ越す予定で、車が必要だったため、
余裕を持って4月末から探し始め、納車は5月末。
納車時にディーラーさんから、
「コロナウイルスの関係で、車に搭載されている半導体が市場で不足しているため、中古車の値段が上昇傾向にある」
との話を聞いて、やっぱり早めに動いておいてよかった、と思いました。
今日はここまで〜
自動車にケータイを接続でき、カーナビ代わりにもなるし、
Spotifyのアカウントからそのまま音楽が流せるし、で、
運転がめちゃ快適、ごきげんです。
フランスで中古車を購入する方の参考になれば幸いです。
自動車関係で、こちらの記事もぜひ参考ください。
フランスは9月に入り、真夏のような日が続いています。
今年は冷夏で虫刺されの恐れがない、と安心していたのですが、気を引き締めて対策しなければ!
去年とはまではレンタカー生活だったところ、
今ではすっかり自家用車生活です。